夜、イルミネーションを楽しんだあと主と食事。
お店に着く前に繋いだお互いの手が氷のように冷えて
思えばあのとき・・私の中に触れてもらって、主の手を温めてあげればよかった。

ずっとノーパンでいたので、お店の座席に座ると腿とお尻が冷たい。

一晩あけた次の日、雪景色を求めて別の公園に立ち寄る。

数日前に降った雪はもう新雪ではなかったけれど
秋の名残りの落ち葉が見える林の中を二人で歩く。

すぐ脇の道路を沢山の車が行き交うのが見える。
信号待ちで長い列ができている。

だけど僅か数メートル離れた林の中はしんとして
こんな場所を主と手を繋いで散策してると
静かな幸福が満ちてくる。
散歩に連れられてきただろう犬と人の並んだ足跡を見ながら
「これは大型犬だね」などと
あれこれとぽつぽつ話しながら歩く。
立ち止まってそっと抱擁する。


美術館の建物が見える。

雨が降り始める。
遠くのほうから雪の中の小道を人が帰ってくる。

今日はここでお別れ。
今年初のデートは降り積もる雪のように
静かに、だけど暖かな想いを残してくれた。









（画像は以前先に出したものです）

どの季節も、主と一緒に居られたらいいなーって思います。
並んで歩いて、同じ景色を見ることは出来ない私達だけど
凛さんの想いが伝わって、暖かい気持ちになりました。
最後の画像、前に見たときコメしようと思ってたんだけど
あまりにも「普通っぽい」のが、新鮮です^^ いいなぁ。。。

隷（rei)さま
どの季節も・・私もずっとそう思っています。
普通のスナップもたまには＾＾
秘密な関係だとなおさら普通のことがうれしい、
というのがあります。
できないこと、あまりないことほど新鮮で。
例えば人目につくから一緒には外出はしない、という相手と仲良く外を歩くとか、そういう普通のことが「特別にうれしいこと」になるのですよね。

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