夕食後、時計がとっくに午前を回っても
私は貪られ続ける。




繰り返し繰り返し主は私を抱く。
なにもかもを埋め尽くす。

身体が動かせなくなるくらい長く続けられて疲れても
主と一つになっている時間が大事すぎて、ギブアップすることすらできない。

主の言葉に反応して
私の中がぎゅっと収縮して主のものに絡みつく。

「あぁ・・。すごく締まってるぞ」

動きで主が昂まってきたことが伝わる。
そのまま昇りつめそうに思えても、主は射精を意志でコントロールする。
相手を長くずっと支配下に置いて、悦ばせることが主の快感。
私はそれを余すことなく全部受け止め、いつまでもどこまでも溢れる。

時折、彼の中では「もっと先送りにするつもりだったのに」という時があって
（毎回それでも十分過ぎるくらい私を悦ばせた後なのだけど）
そんなときに主は
「凛に逝かされてしまった・・」と言う。

私はそう言われるのが嬉しい。
いつも沢山可愛がられて満ちているから
主にもうんと気持ちよくなって欲しい。
迫り上がる高い波に任せて好きなときに私の中に出して。
私を好きに使って下さい。ご主人様。



朝方、挿入されて目を覚ます。

「あぁっ」
「こうされたかったんだろ」

「そう・・です・・」


私を何度も高いところまで連れて行くご主人様。

ぐったりとなっていると背中やわき腹を踏みつけられる。
あえいで仰向けに転がると、仰け反る喉を踏みつけられて
もっと踏まれたくなる。








主の手が背中にすっと触れても体中が粟立つ。
小さな喘ぎ声になって悦びが漏れ出す。

主が私に触れたり、捏ね回したり、踏んだり
私が主に触れたり舐めたりできる距離にいつもいれたらいいのに。

姿が見えなくても呼びにいけて
すぐ顔が見える場所にいれたらいいのに。


朝食を済ませて、チェックアウトの前に縛ろうか、と言っていたのに
また抱き合ってしまう。

飽きることなく求め続けられ
どれだけしても、されても足りない。
ずっと繋がっていたい。

縄をかける時間も、もったいなくて
バックからローターの一つでさえ出すこともなかった。

一泊のデートだったのに、抱き合い続けることしかできなくて
結局温泉には入らないまま。
温泉行かずじまいだったね＾＾；混浴だったら行っていたのにね、と二人で呟く。




おまけ。

見ようとして全然見れなかったいただきもののＤＶＤ





主様名誉の負傷の図＾＾；
無意識にやってしまいましたｍ(＿ ＿；)ｍ

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

体中が粟立つ。画像の流れと文に引き込まれてしまいます。
主は、私の穴の具合を一言も言ったりしないの。
私の悦ぶ言葉を言わないのが主の快感なのかも？（大汗）
可愛がり方違うだろ！って、突っ込みたくなるけど、
それが素敵って思うんだよね。
“矛盾”に幸せを見出す調教なのかもしれません^^;

隷（rei)さま
主さまは言わないことが快感なのでは？と感じていました。
ないがしろな物言いとか、褒めるようなことを言わないことに対して「あぁ。こういうのいいな。。」って感じる気持ちもわかります。
そのことがイコール「いいな・」とか「素敵」と思う。
だからそれは結果的に相手がないがしろにしているわけでも
「ないがしろにされている」わけではないのですよね＾＾

「あぁもうこの人のこういうところもこんなところもみんな好き」ってことで、嗜好がバッチリ合ってる、ってことでもあるかと（^-^)

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