もう食事にいかないと。。
そういう時間を過ぎてようやく主は身体を離す。
正座のあとで立って歩くときのように、ようやく数歩。
しばらく座り込んだまま動けずにいたけど
乱れた胸元と裾を直して髪に手をやって
食事に向かう。
海産物が並んだテーブルに頼んでおいた能登の大きな岩牡蠣が
届けられる。
能登産の岩牡蠣にも数種類あって
中でも黄金岩牡蠣と呼ばれるものは貴重で、味も他のとは格段に違う。
沖合1,5キロから2キロ、水深の深い、潮の流れの速い場所にしか育たない天然の岩牡蠣。
殻が金色に光って見えることから黄金岩牡蠣、と呼ばれるのだという。
濃厚なミルクのような甘みが口中に広がる。
ビールを頼んで酌み交わしながら2人して
あまりの美味しさに感動しつつ牡蠣を堪能する。
より大きなほうの普通の岩牡蠣と2種類頼んだので
味の差がよくわかる。
「全然違う!」
「美味しいね」を連発しながら
ゆっくりと食事を終えて部屋に戻ると
またすぐ
主は咥えるように言い、
今度は「上に乗りなさい」と。
欲しくてびしょびしょになっているあそこを主の屹立の上に沈めていく。
「すぐ入ったな」
濡れ濡れだったことを指摘されて言われる。
腰をグラインドさせると主が呻く。
「気持ちいいぞ」
「いやらしい動きだな」
髪が乱れるのも気にしないで主の上で夢中で腰を振る。
クリも擦れて私も気持ちよくて堪らない。
帯がつぶれるのも構わず主が上に乗ってくる。
足を持ち上げられると帯がきつくて肋骨のあたりに
下に締めた腰紐が食い込む。
廊下から聞こえる足音やほかの宿泊客の声。
普段ホテルではつけることがないテレビの音が
この状況にはぴったりでなんだかいやらしい。
「中がきつきつだな」
「おまんこでぎゅってつかまれてる」
ほんの少し漏れた声。主が口を手で塞ぐ。
それが気持ちよくて自分で息を止めたまま登っていく。
浴衣の胸をはだけて主が乳首をつねる。
もう一方の乳首も。
痛くされればされるほど良さに中がきゅぅぅ、と収縮する。
主の手が離れると淋しくて、自分で乳首をつまんでいると
その手の上からいきなりぎゅっ、と強く主の指でつかまれる。
思わず快感に目を見開く。
「自分でこんなに強く押しつぶすようにつかまされてるぞ。」
うぅ・。
主がお腹や腿を抓ると痛すぎて声が漏れそうになって
身体をねじって逃げてしまう。
お尻を撫でるように触られるとスパンキングされたくて疼く。
音が出せないからできないのがもどかしい。
主は何度も、足を上げたきつい体勢で奥まで突いてくる。
食い込む帯が苦しい。でもそれがまた気持ちいい。。
途中で浜から上がる花火の音がして
窓辺でまた立ったままそれを眺めながら後ろから突かれる。
浴衣姿で海まで散歩に、という話もしていたのだけど
結局部屋から一歩も出ることなく
入浴時間がきたことを知らせる電話がかかってくるまで
浴衣の帯もほどかないまま2人して夢中になっていた。
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